お父さんの老後のために、葛飾区民農園を手配してみました(一人っ子の介護生活回避記事)
上記の投稿で、僕の人間性の低さが露呈されてしまったのを後悔していまs
じゃなくて!!
鼻で笑われながらもついに区民農園の手配ができましたー!(まだ言うかこの男は)
手配と言っても、裏口からの手回しですがね。
通常じゃ入れないので、知り合いのつてをたどって、ゴリゴリと許可を得ました。
全ては、父親の介護生活を回避するために!
定年退職したお父さんは、65歳まで再雇用で働くことに。
僕「65歳過ぎたら何するのさ?」
父「考え中。何にもしたくないけどね」
僕「(やばい・・・)釣り行こうよ!刺激がないと老いるぜ!あ!韓国行く!?いつでもいいよ!」
父「いや、いいよ・・・」
僕「(どうした、父!!)そ、そうだ!実家農家だったじゃん!農園やろう!!」
そういった経緯で、農園を見に行きました。
土はかなりサラサラですね〜!保水力なさそう!!笑
かなり厳重に区画整理されていて、3平方メートルぐらいが1区画。
使わせてもらう畑。すでにいろいろ植わってますが、ほとんどが壊滅状態なので、まずは処分してから土起こさなきゃな・・・。
処分ついで選別作業と称した収穫!(勝手に)
大根としその葉を大量にゲット〜!
母「家に帰ったら、大根キムチとしその葉の天ぷらと漬物して、余ったら味噌汁にして・・・」
さすが、実家が韓国の山奥。母、ノリノリです。笑
やっぱり身体が覚えているんでしょうね〜
動きが百姓のそれでした。
父も、「ありゃあ、土からやり直さにゃだめだぞ」と珍しく建設的な意見!!
これは効果ありか!?
植えたい作物とかリクエスト出してくれるようになったらいいな〜!
区民農園を始めるメリット
やはり、季節や天候に敏感になりますよね。
オフィス作業していたら、いつ雨が降ったとか、空気の流れとか、湿度、温度、時期の節目とか気にならなくなります。
でも、四季を感じることができる日本人の感性は、世界的にも大変貴重だと思うのです。こんなに一年の変化が豊かで、刺激的な国ってあるでしょうか?
僕はいつだって季節に敏感でいたいと思います。
変化がなければ、インスピレーションはありません。それは、僕の仕事のクリエイティブに大きく影響すると思うのです。
刺激があるから、脳が働くのです。そして、それを自分たちで生み出していきたい。高知では当たり前だったことが、東京ではとても大事に感じました。
もう一つ、あなたは老後に何をしていますか?
年金減少が確定的な現在、もはや働く以外の選択肢はありません。でも、もし働けなかったら?
残念ながら、我が父(?)は終ぞ仕事を好きになることはありませんでした。ストレスとの戦いだったようです。
そんなストレスと戦いながら、家族の生活費と僕の学費を出してくれたことは本当にありがたいのですが、本人にはその後何が残るのでしょうか?
僕は、家族との残された時間を刺激的に過ごしたいと思います。農業は、それに向いている。なぜなら、作業している時はお互いを観察せざるを得ない。そして、小さな変化を話し合うことができる。
映画だったら、一回見たら終わり。本も、2、3回で終わり。スポーツは、レベルが合わない。次から次へと、消費しなければならず、大変なエネルギーと時間を費やします。
農業は、組み合わせが無限大で、果てしない。毎回違う変化が起きる。
まあ、現状僕が父親にできることはこんぐらいですので、ゆったりとやっていきます。もうちょいしたら、旅行ぐらい連れていくのでパスポート更新してもらいました。
やるぞー!
おまけ 母の選別作業の成果物