東南アジアの有機農業をぶっちゃけトーク①〜タイ、ラオス、カンボジアの農村を歩く〜
どうも、なりです。
実は、3年前にタイトル通りのトークイベントを企画したことがあります。
(東南アジア 有機農業 で検索すると今でも出てくる。)
「パクチーハウス東京」と言う飲食店で、述べ14人ぐらい?が参加してくれました。
今日は、その時のお話を少しだけ公開したいと思います。
なんたって、ボリュームがありすぎるのです・・・。
コンテンツの量に対して、僕の生産性が全く追いつきません(泣)
卒論の参考文献が少なすぎて絶望の日々
「まいったなあ。先行研究が少なくてお話にならない。終わんねーよこりゃ・・・」
2013年9月、僕は「有機農業は東南アジア農村部の貧困削減になるのか?」というテーマで卒論を書いていました。
スケジュールを考えると、そろそろ先行研究のまとめに入り、論理の展開と検証に入る段階・・・が、データが古すぎたり、あっても近代農業がテーマのものばかりで、絶望していたのでした。
僕は友人に相談していました。
「どうしたらいいと思う?糸口が見えないんだ。」
「あー、私がNGOのインターンで行ってた有機農場があるけど、そこまでの研究はしていないなあ。力になれなくてごめん。」
「いや、いいんだ。こんなにも文献が乏しいテーマだとは、読みが甘かっ・・・。
待って、君、どこにインターンに行ってたの?」
「うん。タイの東北部の、有機農家さんのとこ」
「それ!もっと聞かせてくれる!?」
航空券を買い、タイ東北部へ渡る
気がつくと、僕はバンコクのバスターミナルから東北部のコーンケーンの「ポン」と言う地域に向かっていました。
英語が全く通じないので、タイ語の翻訳本を片手にたどり着いた僕を迎えてくれたのが
(左)Chiraさん (ポン在住35歳女性 独身)でした。右の人は既婚者です。
友人がインターンのつてで教えてくれた、日本語が話せるタイ人女性です。
高級飲食店やいろんなところで働きまくって稼ぎまくっていた、
高知のはちきん女性もびっくりのスーパーウーマン。
「タイは怖いところだから!心配したよ!」
「ありがとう!お世話になります!これお土産!(確か、海苔とかだった)」
異国の若造を受け入れてくれた有機農家さん
今考えてみても、本当に非常識で、むちゃくちゃで、奇跡的だ。
だって、初対面の異国のクソガキに「収入と支出を教えてください。」って聞かれて
答えてくれると考えるのは完全に異常です。
ともあれ、Chiraさんの案内で、ある有機農家さんの家に住むことになった。
そこで待っていたのは、予想を軽く超える刺激とわくわくでした。
今回はこの辺で。次回の写真です。
懐かしいなあ・・・。
p.s
Chiraさんに確認しますが、おそらく今も婚活中だと思われます。
面白くて活発で、めちゃくちゃ仕事しますよ!
本人に確認の上、万が一、画像が欲しければ送ります。
(何の宣伝なのか)